豆乳にきな粉を混ぜて飲む豆乳きな粉ドリンク。
豆乳を飲みやすくするだけでなく、
豆乳成分ときな粉成分の相乗効果により、ダイエットにかなり効果的です。
豆乳きな粉の効果やカロリーについてまとめました。
豆乳ダイエットとは?
豆乳ダイエットの効果
豆乳きな粉ダイエットは豆乳のダイエット効果をさらに高めたダイエット方法です。
豆乳のダイエット効果をあわせ持っています。
豆乳の効果も合わせもつため、
豆乳だけのダイエットの効果についてさっくり解説します。
上の記事でもご紹介していますが、
豆乳ダイエットとは、豆乳を毎日飲むだけのダイエット方法です。
①:手軽にできる
②:続けやすい
③:健康的
④:体重が落ちやすい
といった効果があることからおすすめしています
更にやせるだけでなく、豆乳に豊富に含まれる大豆イソフラボンなどの各成分により、
◆美肌効果
◆血液サラサラ
◆悪玉コレステロール減少
◆骨粗鬆症予防
◆髪までもツヤツヤ
といった効果がセットで付いてきます。
ダイエットに効果的な大豆の成分
豆乳の原料である大豆には、大豆イソフラボン、タンパク質、サポニン、オリゴ糖といった栄養素が豊富に含まれています。
それぞれの効果は以下の通りです。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た成分です。
体内の女性ホルモンの割合が増えることになるので、ホルモンバランスを安定してくれます。
ダイエット中はイライラしやすいので、心のゆとりを保てるのは嬉しいですね。
また、上記の美肌効果などを得られるのも大豆イソフラボンが多いためです。
大豆タンパク質
大豆には「畑のお肉」と呼ばれるほどたくさんのタンパク質が含まれています。
そのため豆乳は腹持ちがとても良く、満腹感を得やすいです。
食事の量を減らしても満足感を得られます。
さらに、小腹がすいたときに豆乳を飲めば間食を予防することもできます。
サポニン
サポニンもタンパク質と同様に、満腹感を感じやすくする効果があります。
また、体内に脂肪やコレステロールを吸収するのを抑える効果もあります。
オリゴ糖
豆乳にはオリゴ糖も含まれています。
オリゴ糖は腸内環境を整える働きがあります。
つまりお通じがよくなり、便秘改善を期待できます。
豆乳きな粉ドリンクでダイエット!
豆乳×きな粉の効果
上でご紹介したように、豆乳の原料である大豆にはダイエットに欠かせない栄養素が豊富に含まれています。
これらの効果を更に高めるのがきな粉です。
きな粉の原料も豆乳と同じ大豆。
豆乳と同じく大豆イソフラボンや植物性タンパク質、サポニンなどの栄養素が豊富に含まれています。
そのため、豆乳にきな粉を混ぜて飲むと、それぞれの栄養価が合わさってダイエットの相乗効果を期待できます。
きな粉と豆乳の栄養を比較
2006年の内閣府食品安全委員会の報告書によると、
食品を100gで換算した場合の大豆イソフラボンの平均含有量(mg)は、
第1位 | きな粉 | 266.22 |
---|---|---|
第2位 | 揚げ大豆 | 200.73 |
第3位 | 大豆 | 140.44 |
第4位 | 凍り豆腐 | 88.55 |
第5位 | 納豆 | 73.56 |
第6位 | 煮大豆 | 72.17 |
第7位 | 味噌 | 49.78 |
第8位 | 油揚げ | 39.29 |
第9位 | 豆乳 | 24.810 |
第10位 | 豆腐 | 20.3 |
となっています。
きな粉はダントツの1位。
2位の揚げ大豆と比較しても1.3倍のイソフラボン含有量です。
なお、表の数値はきな粉100g当たりの数値です。
通常、きな粉を食べるときは大匙1杯分くらいの量をかけて食べると思います。
大匙1杯はおよそ7g。
つまり、きな粉大匙1杯で19mgの大豆イソフラボンを摂取できることになります。
ちなみに豆乳は9位で24.8㎎。
豆乳を2杯分飲むよりも多くの大豆イソフラボンを取ることができます。
なお、表の豆乳の24.8mgは100mlあたりの平均含有量です。
豆乳1パック(200ml)あたりの無調整豆乳、調製豆乳、豆乳飲料に含まれる大豆イソフラボンの含有量は、
無調整豆乳:60mg
調製豆乳:50mg
豆乳飲料:30mg
程度といわれています。
きな粉と豆乳のカロリーは?
きなこと豆乳を組み合わせるとダイエットによい効果を得られることがわかりました。
豆乳のカロリー
豆乳は低カロリーと言われています。
食品成分表によると豆乳100mlあたり、
無調整豆乳 46kcal
調製豆乳 64kcal
豆乳飲料 60kcal
豆乳一杯200mlとしても100Kcal程度。
とても低カロリーです。
きな粉のカロリー
きな粉は、大さじ1杯あたり31kcal。
大豆イソフラボンなどが豊富に含まれてることもあり、豆乳よりカロリーは高い印象です。
豆乳きな粉ドリンクのカロリー
無調整豆乳200mlにきな粉大さじ一杯を入れて飲む場合、
無調整豆乳 92kcal
きな粉 31kcal
計 123Kcal!
豆乳きな粉ダイエットは、豆乳きな粉ドリンクを食事一食分に置き換えるダイエット方法です。
18歳~29歳の平常時の女性51kgとした場合、
一日の想定カロリーは1800kcal程度といわれています。
朝昼晩3食食べるとして、一食あたり600Kcal。
きな粉入り豆乳に置き換えるとカロリーは1/4以下になります。
豆乳きな粉ダイエットの方法
豆乳きな粉を飲むタイミング
基本的に、豆乳ダイエットの方法と同じです。
食事1食を豆乳きな粉に置き換えます。
ただし、1食を置き換えると豆乳以外の栄養素が摂取できないので、栄養バランスが偏ってしまいます。
そこで、夕食前のお腹が空いたときに豆乳きな粉を飲むようにする方がおススメです。
大豆の植物性タンパク質により満腹感を得られるので、食事量や間食を減らしてカロリーを大幅カットしましょう。
朝がっつり食べるという方は、朝食を取る前に飲むようにすると良いですよ。
豆乳きな粉の飲む量
飲み過ぎは悪影響!
大豆に含まれる大豆イソフラボンは良い効果も満載ですが、過剰摂取してしまうと体に悪影響がでることがあります。
豆乳きな粉ダイエットは豆乳に加えて同じ大豆製品のきな粉を加えています。
そのため、大豆イソフラボンを過剰摂取しやすいというデメリットがあります。
適度な分量を知っていれば問題ありませんので、豆乳きな粉ダイエットをする際は頭の片隅に置いておきましょう。
一日の摂取量
内閣府食品安全委員会の報告書によると、
1日のイソフラボン摂取量の上限は75mgとなっています。
先ほど表で示したように、
無調整豆乳(200ml):60mg
きな粉(大匙1杯) :19mg
の大豆イソフラボンが含まれています。
これらを混ぜると大豆イソフラボンがすでに79mg。
一日の上限75mgを少し超えてしまいます。
多少超えても問題はないのですが、
豆乳きな粉ダイエットは毎日続けるのが理想のため、一日一杯程度にしましょう。
豆乳きな粉のレシピ
材料
無調整豆乳 200ml
きな粉 大匙1杯
ハチミツ 小匙1杯程度(お好み)
作り方
①混ぜる
マグカップにきな粉、ハチミツ、豆乳を半分程度入れてしっかり混ぜて溶かします。
きな粉が溶けたら、残りの豆乳も入れてさらに混ぜます。
溶け残りがあるとダマになった粉が口内に残ってしまい、後味が悪くなります。
②レンジでチン
お使いの電子レンジにもよりますが、20〜30秒ほどレンジでチンします。
やりすぎると豆乳のタンパク質が固まってしまいます。
③完成♪
美味しく飲みましょう。
きなこ豆乳ダイエットの口コミ
豆乳やきなこはサプリメントではないので、効果には個人差があります。
口コミを調べたところ、
二週間〜一ヶ月程度で効果が出始める方が多いようです。
一方で、週に数回程度(毎日やっていない)方は効果を感じていない方が多いようです
豆乳きな粉ダイエットは継続が大事です。
一ヶ月間は毎日飲むようにしましょう。
まとめ
豆乳のダイエット効果を更に高めてくれる豆乳きな粉ダイエット。
食前に1日1杯飲むだけで良い手軽さなのに、効果も高いのでおすすめです。
きなこを混ぜる一手間が面倒くさいという方はマルサンアイの低糖質豆乳飲料を試してみてはいかがですか。
こちらも美味しいので続けやすいですよ。