台湾や中華料理で出てくる食材「干豆腐」や、干豆腐を麺状にした「豆腐干絲」。
日本ではスーパーなどであまり見かけない食材ですが、低カロリーで栄養価の高い食材です。
置き換えダイエットにもピッタリです。
千豆腐のカロリーや糖質
千豆腐と高野豆腐の違い
豆腐干絲は置き換えダイエットにもバッチリ
中華食材の一つ干豆腐
干豆腐とは?
干豆腐(かんどうふ)は台湾料理や中華料理でよく使われる食材です。
固めの豆腐を圧縮し、脱水して作られます。
すごく固い豆腐で、角切りの餅のような見た目です。
色は黄色。
少し大豆の臭いもします。
一部地域では豆腐干とも呼ぶようです。
干豆腐の料理の仕方
干豆腐を使うときは、料理する前にボールに入れて数回熱湯にさらします。
干し豆腐は黄色い見た目をしています。
また、匂いも大豆臭がします。
一度茹でただけだと黄色味があり、玉子麺のような見た目となりますが、数回熱湯にさらすことで黄色みが抜けてくれます。
また、大豆臭もなくなるので、大豆臭が苦手という方にもオススメです。
千豆腐と高野豆腐の違い
干豆腐と高野豆腐は何か違うの?
高野豆腐は豆腐を凍結し、低温熟成させた後に乾燥させて作られます。
昔は寒い季節に外に干して凍らせていたことから凍り豆腐とも呼ばれています。
干豆腐と高野豆腐の違いは凍らせる工程があるかどうか。
干豆腐は単に重しを乗せて圧縮し、水分を飛ばして作られます。
そのため、高野豆腐は豆腐内部の水分が凍って体積が増えるのでスポンジ状になりますが、
干豆腐はぎゅっと固まった状態になります。
干豆腐はヘルシー食材!カロリーや糖質を比較
干豆腐は豆腐でできているので、とても低カロリーな食材です。
糖質制限ダイエットや置き換えダイエットにも向いている食材といえます。
干し豆腐のカロリー
干豆腐は豆腐を圧縮して作ります。
圧縮具合によって含有する水分量が異なるため、カロリーも変わります。
そのためおよそとなりますが、
干豆腐のカロリーは100gあたり100~150kcal程度となります。
置き換えダイエットで主食にする場合、
ご飯やうどん、食パンと干豆腐のカロリーを比較すると
白米………168kcal
食パン……260kcal
うどん……270kcal
となり、干豆腐のカロリーのほうが低いことがわかります。
干し豆腐の糖質
干豆腐は豆腐を凝縮したもの。
豆腐や豆腐の原料である大豆の栄養が凝縮されている食材です。
木綿豆腐や高野豆腐と100gあたりの栄養素を比較すると
たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | |
---|---|---|---|
木綿豆腐 | 7.0g | 4.9g | 1.5g |
高野豆腐 | 10.7g | 7.3g | 1.1g |
干豆腐 | 16.3g | 10.1g | 1.9g |
という結果になります。
いずれも干豆腐の含有量が高いことが分かります。
ヘルシー麺の豆腐干絲
中華料理では干豆腐を千切りにして麺状にした状態で食べるのもポピュラーです。
この麺は豆腐干絲(とうふかんすー)と呼ばれています。
中華街では干豆腐ではなく、麺状の豆腐干絲になった状態で販売されていることもあります。
豆腐干絲は置き換えダイエットにぴったり!
ヘルシーな麺
干豆腐がとてもヘルシーな食材ということは上でご紹介したとおり。
それが麺状になったのが豆腐干絲です。
ラーメンやうどんなどの麺類を豆腐干絲に置き換えることで摂取カロリーを大幅に下げることができます。
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腹持ちが良い
麺の置き換えはこんにゃく麺が有名ですが、食感が微妙だし物足りないという方も多いのではないでしょうか。
豆腐干絲は大豆の特徴となる、良質な植物性たんぱく質も豊富に含みます。
植物性たんぱく質は腹持ちが良いたんぱく質。
少ない量でお腹を満たしてくれます。
まとめ
ヘルシー食材の千豆腐と豆腐干絲をご紹介しました。
豆腐干絲は麺に置き換えることで低カロリーな料理に早変わりにします。
ダイエット中だけど麺を食べたいときにいかがですか。