豆乳は美肌に良い飲み物で人気です。
しかし豆乳は飲むだけでなく、洗顔にも活用することができます。
体の内側と外側から大豆イソフラボンを取り込むと美肌効果倍増ですよ。
豆乳洗顔の効果
豆乳洗顔のやり方
洗顔の意味は?
洗顔で角栓や角質除去
ご存知かもしれませんが、洗顔はクレンジングで落としきれなかった化粧品などの油分や皮脂、不要な角質を取って肌の透明感を出すために行います。
洗顔不足の場合、肌表面の皮脂や角質が残るため毛穴がふさがれがちになります。
すると、毛穴の奥にある皮脂腺から分泌される皮脂が排出されなくなり、毛穴中の産毛や角質、汚れなどと混ざりあって角栓となります。
角栓を放置しておくとどんどん大きくなって毛穴が広がるため、毛穴が目立つようになってしまう他、たまった皮脂はニキビの元にもなります。
洗顔のし過ぎは逆効果!
洗顔はすればよいというものでもありません。
必要以上に洗い過ぎたり、強い力をかけてこすってしまうと、本来肌に必要な成分まで洗い流してしまい、肌荒れになるリスクが高まってしまいます。
豆乳を洗顔に活用
豆乳は栄養素満載の飲み物。
継続して飲むことで美肌に効果的と言われています。
しかし最近は豆乳を飲み物としてだけでなく洗顔にも活用されています。
豆乳は開封すると傷みやすいため、使い切るのが大変という場合もあります。
毎日の洗顔にも豆乳を使えば、腐らせて捨てずに有効活用できます。
豆乳洗顔に効果はあるの?
豆乳洗顔をすると、
保湿効果
美白効果
ニキビ予防
血行をよくする効果
紫外線のダメージ低減
などの効果があります。
私も豆乳洗顔を試してみましたが、もっちり肌になったように思います。
以下、豆乳に含まれている成分などをもとに、豆乳洗顔が効果のある理由をご説明していきます。
豆乳に含まれている成分のうち、
レシチン
ビタミンB群
ビタミンE
サポニン
大豆タンパク質
など
が豆乳洗顔に効果のある栄養素となります。
豆乳洗顔の効果①:大豆イソフラボン
肌質改善
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする成分です。
皮膚から分泌される脂によるテカリなどは男性ホルモンによるもの。
大豆イソフラボンにより男性ホルモンを抑えてくれるため、テカリやべたつきといった肌質を改善してくれます。
保湿効果
大豆イソフラボンには保湿効果が高いという特徴もあります。
豆乳で洗顔すると顔が大豆イソフラボンに包まれます。
乾燥肌の場合にも潤いを与えてくれるのでカサカサが改善され、ふっくらもち肌になります。
美肌効果
大豆イソフラボンは美肌効果の高い成分でもあります。
例えば、大豆イソフラボンには肌のターンオーバーを高める特徴があります。
そのため、シミの基であるメラニンを肌からキレイに排出してくれます。
ターンオーバーやメラニンについてはこちらの記事のご覧ください。
メラニンが減少するので、
肌のシミの発生確率が下がる
肌の老化を防ぐ
肌をつややかな状態に維持
といった効果を得られます。
さらに、コラーゲンの生成を促進してくれるので、紫外線で減ったコラーゲンを回復してくれる効果もあります。
豆乳洗顔の効果②:レシチン
レシチンには乳化作用による美肌効果があります。
乳化作用とは、普段は混ざらない水と油を混じり合わせる作用のこと。
通常の水で行う洗顔では、水と油が混ざりあいにくので皮脂の油分を取り除ききれません。
豆乳洗顔ではレシチンの乳化作用により油分を取り除く効果があります。
また、豆乳に含まれるレシチンの効果は市販の洗顔液よりもお肌にやさしいため、洗いすぎによるツッパリ感をあまり感じることなく、敏感肌の方にも利用できます。
豆乳洗顔の効果③:ビタミン
豆乳にはビタミンB群、Eなどのビタミン類も豊富です。
ビタミンB2
ビタミンB群のうち、ビタミンB2は別名「美容ビタミン」と呼ばれているほど美容効果が高い栄養素です。
ビタミンB2が不足すると脂質の分泌をうまく調製できなくなるため肌が脂性になり、ニキビができやすくなったり肌荒れの原因になります。
ビタミンB6
ビタミンB6はたんぱく質の吸収を促進する栄養素。
ダメージを負ったお肌を回復するためにはタンパク質を与える必要があります。
ビタミンB6は同じく豆乳に多く含まれる植物性たんぱく質との相性もよく、吸収をサポートしてくれます。
ビタミンE
ビタミンEには抗酸化作用やシワやたるみ、肌荒れを予防する効果があります。
抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑制する働きのこと。
紫外線による皮脂の酸化を防ぐ効果があります。
また、メラニンの過剰な発生を予防してくれる効果もあります。
豆乳洗顔の効果④:サポニン
サポニンにはビタミンEと同様に抗酸化作用があります。
豆乳洗顔の効果⑤:たんぱく質
大豆には植物性たんぱく質が豊富に含まれています。
新しい皮膚を作るターンオーバーのときには原料となるたんぱく質が必要です。
肌が多少のダメージを負ってもたんぱく質でリカバーしてくれるので、他の成分でキレイになった美肌の状態をキープしてくれます。
豆乳洗顔のやり方
どうやるの?
豆乳洗顔で用意するもの
※調製豆乳は調味料が含まれるので無調整豆乳を使いましょう
ぬるま湯………200ml程度
※人肌以下の少し冷たいかな?と感じる程度(30~35℃)。
洗面器
豆乳洗顔のやり方
1.手を清潔にする
まずは手を洗います。
手にハンドクリームなどの油分がついた状態でクレンジングや洗顔をすると効果があまりありません。
2. クレンジング
普段使用しているクレンジングでメイクを落としておきます。
3.豆乳液の準備
洗面器に豆乳200ml程度、ぬるま湯200ml程度を加えて混ぜます。
同量であればよいので、使う量に合わせてお好みで調整してください。
お湯が熱すぎると肌に必要な脂質まで洗い流してしまうため、人肌以下程度のぬるま湯を使いましょう。
豆乳を冷蔵庫から出したてのときは冷たいので、少し熱めのお湯でも混ぜればちょうどよくなります。
4.洗顔
手で豆乳液をすくい、顔に押さえるように洗っていきます。
ごしごししてしまうとお肌へのダメージとなるので、軽く優しく洗いましょう。
十分にすすいだら、最後にぬるま湯のみで軽く流して終了です。
5.清潔なタオルで拭く
洗顔後に清潔なタオルで水分を拭き取ります。
タオルでゴシゴシ顔をこすると肌荒れやシミの原因になります。
タオルで顔をそっと押さえつけるように拭きましょう。
調製豆乳を使わない
調製豆乳には味を調えるために塩分等も含まれており、お肌にダメージを与えることになります。
豆乳は同量のぬるま湯で薄める
豆乳100%の場合は肌がかゆくなることがあります。
豆乳パックにも!
洗顔で作った豆乳水は、コットンに含ませ肌にパックして使うこともできます。
パック後は豆乳洗顔と同様にぬるま湯ですすぎましょう。
まとめ
家庭で手軽にできる豆乳洗顔についてご紹介しました。
とてもしっとりと、もっちりつるつるなお肌になりますよ。
余った豆乳を有効活用できるのも嬉しいですね♪