日傘をさして長袖を着て…
と紫外線対策をしているのにシミ、そばかすを見つけると悲しくなりますよね。
食生活を見直すことでシミを消すことができるかもしれません。
必要な栄養素を含んだ食事を取り、美肌を手に入れましょう!
おすすめの食事
シミ、そばかすの原因は?
シミやそばかすは、メラニン色素が顔や体の皮膚に斑点状に沈着した状態です。
メラニン色素の色は濃い褐色のため、皮膚の色との違いが目立ってしまい、シミやそばかすとなって現れます。
メラニン色素のターンオーバーとシミ
外からの紫外線を吸収して細胞を守っています。
紫外線が当たると、紫外線から体を守るために皮ふの最下層にある色素細胞でメラニンが次々と生成されます。
もともと皮膚にある古いメラニンは新しく生成されたメラニンにより押し上げられ、約28日間かけて皮ふの表面に移動します。
通常であれば、その後さらに14日ほどかけて肌の一番外側のメラニンから順に垢となって自然に剥がれ落ちていきます。
この一連の流れをターンオーバーといいます。
しかし、紫外線などのダメージを受け過ぎるとメラニンが過剰に生成されます。
剥がれ落ちるよりも多くのメラニンが生成されるので、排出が間に合わずに肌に蓄積されていきます。
メラニン色素は肌や毛髪、瞳の色を作る色素です。
メラニン量が多いほど黒く見えます。
そのため、メラニンが蓄積された所は黒ずんで見え、シミやそばかすとなっていきます。
ホルモンバランスの乱れ
シミができるのは紫外線以外にホルモンバランスも関係しています。
ホルモンバランスが乱れると、肌の代謝(ターンオーバー)が働きにくくなります。
発生したメラニンが皮膚に留まりやすくなるため、シミやそばかすができやすくなるのです。
シミの原因は、
紫外線
ホルモンバランス
シミ対策に食事から栄養素を摂取!
UVケア商品や日傘長袖を着るといった紫外線対策を行っていても、紫外線を完全に遮断することは難しくシミになってしまいます。
そこで体の外側だけでなく、体内からもシミ対策をするとより効果的です。
食事からもシミを改善することができるので、以下にご紹介していきます。
シミに効く栄養素はビタミンC
シミやそばかすの原因となるメラニン色素。
メラニン色素の過剰な生成を予防する栄養素があります。
それは「ビタミンC」。
パプリカ、ブロッコリー、カボチャなどの緑黄色野菜
ビタミンCの効果
ビタミンCは、メラニン色素の合成を妨げてくれたり紫外線ダメージで壊されたコラーゲン細胞の生成を助けてくれるといった効果があります。
紫外線で傷ついた細胞の回復
レモンに多く含まれるため、
ビタミンC=酸っぱい
というイメージがついたようです。
ビタミンCを取るときの注意点
ビタミンCは水溶性ビタミンです。
しばらくすると体内の水分に溶け出し、汗や尿などで体外に排出されてしまいます。
体に留めておくことができないので、毎日コツコツと補給しましょう。
美肌効果のある豆乳もおすすめ
紫外線を浴びると体内の活性酸素が増え、肌は大きなダメージを受けます。
活性酸素を抑制する豆乳もおススメです。
シミ予防の簡単レシピ
豆乳には美肌効果抜群な栄養素がたくさん含まれているので、ビタミンCと一緒に飲むとより効果的にシミ対策ができます。
簡単に作れるレシピをご紹介します。
かぼちゃと豆乳のポタージュ
かぼちゃにはビタミンCだけでなく、肌のターンオーバーを促すビタミンA、ビタミンEなどが豊富に含まれています。
かぼちゃ……半分
玉ねぎ………1個
水……………400cc
豆乳…………400cc
コンソメ……小さじ1
塩……………小さじ1
バター………30g
①炒める
鍋にバターを溶かし、玉ねぎとかぼちゃを箸が通る程度に柔らかくなるまで炒める。
②煮る
鍋に水とコンソメを加えてふたをし、かぼちゃが柔らかくなるまで弱火で8〜10分程煮る。
③ミキサーにかける
鍋の中身をミキサーに入れてスイッチオン。
なめらかになったら鍋に戻し、豆乳、塩を加えて弱火で温める。
※フードプロセッサーでもOKです。
※豆乳は熱くなると固まってしまいます。
バナナとりんごと豆乳のスムージー
バナナにはビタミンCが多く含まれているほか、美容ビタミンで知られる、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6が豊富に含まれています。
バナナ………2本
りんご………1個
豆乳…………400cc
①ミキサーにかける
材料をミキサーに入れてスイッチオン。
なめらかになったらコップに注いで完成です。
夏は氷を入れるとシャリシャリして美味しいですよ。
まとめ
お肌の天敵シミの原因と、食事で予防するためのメニューをご紹介しました。
紫外線を極力避けつつ、体の中からもシミ対策をしましょう!