幸せな気分な時、脳ではセロトニンが分泌されています。
日々の行動を少し変えるだけでセロトニンの分泌は増やせるので、仕事や学校などで悩みの多い毎日も幸せに送れるかも。
セロトニンを増やす方法をまとめました。
セロトニンの出し方
幸せホルモン「セロトニン」とは
日々の暮らしの中で、
美味しいものを食べたり、
好きな人とあったり、
猫を愛でたり、
…のような幸せを感じたとき、脳内ではセロトニンという物質が分泌されています。
セロトニンは脳内で作られる三大神経伝達物質の一つ。
幸せを感じたときに分泌される物質なので、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
うまく増やせば日々の嫌なことともうまく付き合えるようになります。
セロトニンを増やす方法
以下では日常で簡単にできるセロトニンの増やし方をご紹介していきます。
うまく取り入れれば心を安定することができますよ。
セロトニンの増やし方①朝の日光浴
セロトニンは日中の太陽が上がっている時間中ずっと分泌されています。
しかし、朝太陽の光を浴びないと脳内が朝になったことに気づかないため、セロトニンの合成が開始されません。
一日は24時間周期ですが、人間の体内時計は25時間周期で動いているため、体内時計が毎日1時間ずつずれてしまいます。
朝日を浴びないとセロトニンが分泌されないためズレがどんどん大きくなり、徹夜明けのようなダルさや、前日のストレスを抱えたままの状態になってしまいます。
朝日光を浴びると体内時計がリセットされるのでズレを調整することができるのです。
朝日を浴びる時間
朝日は少しでも浴びればセロトニン分泌開始の合図となりますが、よりよくは30分程度浴びましょう。
気分もリフレッシュできますよ。
間接光でよい
窓から射し込む光など、直射日光でなくてもセロトニンの分泌には十分に効果があります。
しかし、電気の光ではあまり効果がないようです。
きちんと陽の光を浴びましょう。
セロトニンの増やし方②リズム運動
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リズム運動とは、一定のリズムで周期的に体を動かすことを繰り返す運動です。
例えばウォーキングやガムを噛む、ダンス、ラジオ体操などが挙げられます。
ウォーキングをすれば手と足を一定のリズムで周期的に動かしますし、ガムを噛むときはアゴを一定のリズムで動かします。
ガムのように、体全体ではなく一部のみをリズミカルに動かす動きでもセロトニンは分泌されます。
また、ストレスを抱えた時に貧乏揺すりをする人もいますが、無意識にリズム運動をしてセロトニンを分泌しようとしている状態といえます。
セロトニンの増やし方③ハグ
セロトニンいっぱい出てそう!
ハグをすると脳内で幸福感を感じるセロトニンやドーパミンが分泌されるという実験結果があります。
実験によるとたった30秒のハグで増えたセロトニンなどの脳内物質は、ストレスが1/3になるほどの量だそうです。
恋人や家族がいる方は恋人や家族と。
お一人様は抱き枕でも同様の効果アリです。
セロトニンの増やし方④トリプトファン
フィギュアスケートの技名?
セロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸が材料です。
トリプトファンの一日の目標摂取量は体重1㎏あたり2㎎です。
体重50㎏の場合は100㎎を取りなさいということになります。
さまざまな食品に含まれているので、バランスよい食事をすれば100~200㎎は自然に摂取できるといわれています。
まとめ
セロトニンは幸せを呼ぶ脳内物質。
日々のちょっとした行動で増やせることがわかりました。
セロトニンを出してストレスをコントロールしましょう!