未開封の豆乳を飲むとき、お店で買ったばかりだからといって安心してはいけません。
偶然開封されていることもあり得ます。
開封済の豆乳は傷むのがものすごく早いので、腐っているのに気づかずに飲むと大変です。
開封前に、未開封であることを確かめる方法をご紹介。
未開封の確認方法
購入した豆乳を開封したらドロドロしていた話
先日お店で買ったばかりの1Lパックの豆乳。
冷蔵庫から取り出してさっそく飲もうと普段通りにキャップを開けたところ、なんとなく開封済みな感覚(キャップがカチッとしていなかった)がありました。
と思いつつ、コップに注いだところ、
恐る恐るひと舐めすると
そうなのです。
買ったばかりで未開封の豆乳なのに傷んでいました。
以前書いた記事の、豆乳が傷んでいるか判断のチェックポイントに全ヒットです。
なんということでしょう。
飲む前に異変に気づいたからよかったものの、
気づかずにいつも通り一気にグビッと飲んでしまっていたら…
と思うと恐ろしい話です。
原因は謎ですが、傷んでいた理由を推理してみました。
工場の出荷段階に原因?
豆乳の出荷の段階ですでに傷んでいた場合、工場で問題があったことになります。
工場でキャップが閉められていなかった
などが考えられます。
しかし、個人のお店で作られた豆乳ならいざ知らず、私が購入したのは安心安全第一主義の日本の大手メーカーの工場で大量生産された豆乳です。
私が購入した一本のみに傷んだ豆乳が混入したとは考えにくいのです。
また、商品が傷んだ状態で出回っていたのなら回収騒ぎになるはずですが、それもない。
ということでおそらく工場段階は違うように思います。
店頭〜家に原因?
工場で問題なく無菌充填されたのであれば、お店~飲むまでの間に開封されたことになります。
豆乳は未開封であれば長期間保存できますが、ひとたび開封すると
「開封後2,3日以内にお飲みください」
と注意されるほど傷むスピードが速い飲み物です。
問題の豆乳は、私が一杯目を飲んだ時にすでに傷んだ味がしました。
そのため、一杯目を飲む数日前にはすでに開封されていたことになります。
ふむふむ…
開封できるタイミングといえば、
数日前に自分で無意識に開けた
のどちらかになります。
お店の段階で開いていた場合、以下のことが考えられます。
店員さんが陳列時にキャップを持った
店員さんが並べるときにキャップを持って運んだ場合です。
ダンボール詰めされている状態だと、キャップは出っ張ってるのでつかみやすいです。
引っ張ったときに偶然開いてしまったのかと。
子供のいたずら
私が購入した店舗は小さなお子さんがいる子育て世代が多く利用しているスーパーです。
陳列していた豆乳のキャップを子供がいたずらで開けたとも考えられます(違っていたら見ず知らずのお子様ごめんなさい)。
キャップをくるくるっと回すのも楽しいですしね。
とはいえ、飲みたいあまりに自分で無意識に開けていた可能性もなくはないのが悩みどころです。
開封済/未開封を確認する方法
前置きが長くなりました。
何はともあれ、未開封と思っていても実は開封済みということがあり得るので気を付けましょう。
方法1:紙容器のキャップを確認
各大手メーカーの豆乳容器は、開封しているかどうかを見てわかるようなキャップ構造になっています。
例えば、マルサンアイの豆乳容器はいたずら防止リングという構造になっています。
キャップを初めて回すとリングが下に落ちるので、リングを見れば開封済か、未開封かを確認することができます。
しかしこの機能、キャップをよくよく見れば開封状況が分かるのですが、ぱっと見非常にわかりづらい!
正解は、
上が未開封
下が開封済み
となっています。
スーパーで陳列棚から買い物かごにヒョイヒョイ入れる一瞬の間にキャップまで確認する人はほぼいないと思います。
方法2:容器を振る
いたずら防止リングはありますが、実際に確認することはあまりないと思います。
とはいえ、
手軽に開封有無を確認したい!
という方にお勧めな方法が、「容器を振る」です。
買い物かごへ豆乳容器を入れるときに軽くバシャバシャ振ってみるだけです。
手軽に未開封か確認できるのでお勧めですよ。
豆乳容器を振るだけで開封済みか分かる理由
豆乳の容器は殺菌した状態を維持するため真空になっています。
開封すると真空ではなくなるので、容器を振るとバシャバシャと音がします。
しかし、未開封の場合は真空状態なので振ってもバシャバシャという音がなりません。
え、なんで??
音は空気を振動させて伝わります。
真空状態では音を伝える物質がないので音は聞こえません。
まとめ
豆乳が未開封かどうかを判断する方法をご紹介しました。
めったにないことですが、容器のキャップが空いていて中身が腐っていることもありえます。
お店で購入するときは容器を軽く振って未開封であることを確認しましょう。