豆知識

豆乳を飲むとおならが出る?その原因を考察しました

豆乳 おなら
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美容健康ダイエットにおススメの飲み物、豆乳。

しかし、豆乳を飲む人の中には、
「豆乳を飲むとおならが出て困る!」
という人も一部います。

豆乳におならが出る成分は入っていないそうですが、
豆乳を飲むとおならが出る理由を考察してみました。

本記事の概要

おならが出る原因
豆乳を飲むとおならが出る理由

豆乳を飲むとおならが出る?

豆乳の口コミなどで
「豆乳を飲むとおならが出るので困る」
といったコメントが少なからずあります。

キッコーマンやマルサンアイなど大手豆乳メーカーで構成された日本豆乳協会HPのQ&Aにもこの質問がありました。

その回答がこちら。

豆乳の飲用で、腸内ガスがよく発生するようになるとも聞きますが、一過性のようですし、腸内は他の食べ物との組み合わせや環境などで変わるでしょうし、一方的に豆乳に責任を押し付けるのもどうかと思います。
その様になる具体的な成分が何かは、今のところ豆乳には見当たりません。
気になるようでしたら、少し飲むのを止めるなどしてみてください。  

他のQ&Aは懇切丁寧に回答してくれているのに、この質問に関しては回答者が変わったかのように、
豆乳とおならは無関係。あなたの気のせいだ
と一刀両断したような回答。

回答によれば、おならを誘発する成分は豆乳に含まれていないようです。
しかし実際に豆乳を飲んでおならが出ている方が一定数いるのも事実。

そこで豆乳を飲むとおならが出てしまう理由を考えてみます。

おならが出る原因

まずは何故おならが出るのかについて調べました。

マメ
マメ
知っていそうで知らない話ですね。

おならは、
①吸い込んだ空気と、
②食べ物を腸内で消化するとき(ぜんどう運動といます)に発生するガス
が混ざったものです。

腸で消化された時に出るガスのほとんどは腸で吸収されますが、吸収しきれなかったガスがおならとなって出てきます。

マメ
マメ
腸で消化したときのガスが出てきたのがおならね

①空気+②消化時に発生するガスのうち、
吸収しきれなかった分がおならになる

腸とおならの関係

腸には細菌がおよそ1000種類、100兆個も生息しています。
腸内細菌は大きく3種類あり、善玉菌悪玉菌、そのどちらでもない中間の菌に分けられます。

健康的な腸内細菌であれば、体にとって良い菌である善玉菌の数が悪玉菌の数より多い状態となっています。

善玉菌の役割

腸のぜんどう運動を活発にする
ビタミンを生成
食中毒を予防
コレステロールを下げる 
 など

悪玉菌の問題点

肥満
糖尿病
大腸がん
 などを誘発

善玉菌:悪玉菌:中間菌の割合は、2:1:7が理想的とのことです。
中間菌は多数派に味方する菌なので、善玉菌が多いと善玉菌と同じ働きをしてくれます。

善玉菌の数が多ければ、善玉菌が作る乳酸や酢酸によって腸内が酸性になり、悪玉菌の増殖を抑えてくれます。
その結果、腸のぜんどう運動が活発になります。

ぜんどう運動が活発になると、食べ物の消化もしやすくなり、ガスが発生します。
おならが出やすくなりますが、このときのガスは無臭。
善玉菌が活発なときに発生するおならは臭くないおならとなります。

大豆
大豆
つまり無臭のおならが出るのは腸が健康な証拠。

おならが臭い理由

少し話はそれますが、悪玉菌が多いと臭いおならが出ます。

悪玉菌はたんぱく質や脂質をエサするため、肉類を普段食べる人は悪玉菌の割合が増えてしまいます。

悪玉菌は腸の中の食べ物を腐敗させる働きがあるため、アンモニアなどの臭いガスが発生します。
この臭いガスがおならとして体外に出るため、おならも臭くなります。  

おならが無臭だと善玉菌が活発
おならが臭いと悪玉菌が活発

豆乳を飲むとおならが出る理由

おならは腸の活動によって発生することが分かりました。

大豆
大豆
では本題に移ります。
マメ
マメ
豆乳を飲むとおならが出る理由ですね!

原因1:飲み方が原因

豆乳を飲むときにぐびぐび飲んでいませんか?

おならは、

口から入る空気と腸で吸収するときに発生するガスが混ざったもののうち、腸内で吸収できなかったガス

でした。
口から入る空気の量が増えれば吸収できないガスが増えるため、おならが出やすくなります。

無調整豆乳は特に飲みにくいので、
「嫌いだけど美容のために飲む!」
という方は喉をあけて(鼻をつまんで)一気に飲む傾向があります。
そのため豆乳と一緒に空気が体内に入りやすいです。

改善するには、
豆乳を飲むときに落ち着いて、
空気を一緒に飲み込まないように、
ゆったり味わって飲むようにしましょう。

原因2:便秘が原因

豆乳をダイエット目的で飲む方は特に、便秘気味の方が多いです(個人的な印象)。

豆乳には食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれています。
食物繊維は消化に時間がかかるので、その分腸のぜんどう運動を活発にします。
また、食物繊維とオリゴ糖はどちらも善玉菌の栄養源のため、善玉菌も活発になります。
これらの相乗効果により便の排泄が促進されます。

つまり、おならが出やすい状態になります。

今まで便秘で体内に溜まっていたガスが豆乳を飲むことで便秘改善した結果、おならが出やすくなったと感じるようになったのではないでしょうか。

原因3:ストレスが原因

豆乳を飲むときは、豆乳ダイエットなどのダイエットや、美容効果を得たいといった理由で飲むことが多いと思います。

特にダイエット時は、

食事制限
普段しない(したくない)運動を強制的に実施
ダイエットしているのに体重が減らないなんでなのー感
お菓子食べたいのに我慢せにゃならないの…

などなど、潜在的なストレスがたまっていると思います。

ストレスがかかると胃腸はダメージを受けやすいといわれています。
緊張すると胃がキリキリするのもストレスが胃腸にかかりやすいから。

ストレスは善玉菌を減らし、悪玉菌を増やします。
結果、腸の乱れによりガスが出やすくなります。

また、ストレスがかかると心理的に無意識につばを飲み込む回数が増えます。
そのときに空気も同時に飲み込むため、1の場合と同様におならがでやすくなります。

まとめ

豆乳自体にはおならが出る成分は入っていませんが、
豆乳を飲むときの状況を踏まえて理由を考えてみました。

豆乳を飲むとおならが出やすい…
と悩んでいるときはご紹介した理由に当てはまらないか見つめてみてください。

マメ
マメ
文章でこんなにおならって書いたの初めて…笑