男性にとって薄毛は悩みの一つ。
そこで豆乳を飲むのはいかがでしょうか。
豆乳には髪を増やす効果のあるイソフラボンをたくさん含んでいます。
そのため、薄毛を改善できる可能性がありますよ。
豆乳が薄毛に効果的な理由を解説していきます。
豆乳の素敵な効果【男性編】
豆乳は、美肌効果やダイエット効果など、女性に嬉しい効果が有名です。
そのため、なんとなく「豆乳は女性が飲む飲みもの」というイメージがありませんか。
しかし、豆乳は男性にとっても大きな悩みの一つである、薄毛予防などの効果があるんです。
キーワードは男性ホルモン!
男性ホルモンと薄毛の関係
薄毛には男性ホルモンが関係します。
そのため、まずは
「男性ホルモンとは何か?」
について説明していきます。
男性ホルモンとは??
男性ホルモンは男性に多く分泌されるいくつかのホルモンの総称です。
男性ホルモンの中でもテストステロンが最も多いので、
男性ホルモン=テストステロン
と思って大丈夫です。
テストステロンは、
筋肉を発達させたり
性欲を高めたり
…など、男性の身体つきや考え方を男性らしくする働きがあります。
体毛自体はテストステロンのおかげで増えるのですが、
肝心の髪の毛になると、テストステロンは抜け毛、薄毛を促す性質を持っています。
誰得!?
という心の叫びが聞こえてくるような特徴をお持ちのテストステロン。
テストステロンが抜け毛に影響を与えることを証明した有名な実験に「ハミルトンの実験」というものがあります。
ハミルトンの実験
ハミルトンの実験とは、テストステロンが抜け毛に影響することを調べた実験です。
1942年にアメリカで、J・B・ハミルトンにより行われました。
抜け毛を促進するテストステロンは睾丸で作られます。
そこで、
睾丸を切除すればテストステロンも作られなくなる。
⇒抜け毛がなくなる(禿げない)のでは?
という検証実験です。
睾丸を切除して持論を証明する…恐ろしい実験です。
ハミルトンの実験結果
ハミルトンの実験によると、
① 薄毛の男性の睾丸を切除すると、ハゲが進行しなくなった。
② ①の人にテストステロンを注射すると、再びハゲの進行が始まった。
③ 元々ふさふさだった男性の睾丸を切除した後にテストステロンを注射してもハゲなかった。
という結果を得られたそうです。
①②より、男性ホルモンのテストステロンはハゲの要因となるということが分かりました。
しかし③について、ハゲ要因のテストステロンを注射しているのに禿げていません。
この原因として、人の体内のホルモンは、
男性ホルモン+女性ホルモン=100%
になるので、それぞれのホルモンバランスで多い少ないが決定されます。
元々ふさふさだった=女性ホルモンが多い人だった。
⇒テストステロンを注射して男性ホルモンを注入。
⇒男性ホルモンが増えたものの、ハゲになるほどの男性ホルモンには至らなかった。
ということかと思います。
男性の薄毛改善には豆乳を!
ハミルトンの実験より、薄毛は男性ホルモンが一因であることがわかりました。
ハミルトンの実験では睾丸排除して男性ホルモンをなくしましたが、現代ではナンセンス。
薄毛にお困りの一般男性では実施したくてもできません(たぶん)。
そこで脚光を浴びるのが豆乳です。
豆乳が効果がある理由
豆乳の原料である大豆には「大豆イソフラボン」がたくさん含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンという物質と似た分子構造ということが分かっています。
つまり、豆乳を飲んで大豆イソフラボンを吸収すれば、体内の女性ホルモンを増やしたことになります。
体内の女性ホルモンの割合増加=男性ホルモンの割合減少
となります。
男性ホルモンをなくすのは難しい。
⇒かわりに女性ホルモンを増やす。
⇒男性ホルモンによる抜け毛を防止することができる。
という理屈です。
まとめ
薄毛/抜け毛の原因は男性ホルモンが多いため。
⇒男性ホルモンの割合を低下すればハゲになりにくい。
⇒女性ホルモンを増やせばいいじゃない!
⇒女性ホルモンの代わりになる豆乳を飲めば解決!
という三段論法が成り立ちます。
それを叶えてくれるのが豆乳に含まれる大豆イソフラボン。
薄毛が気になりだした/薄毛が不安
という方は豆乳を継続して飲んでみてはいかがでしょうか。